JR「弁天町」駅の新駅舎の完成イメージ。手前には大阪メトロと共同で整備する連絡通路がある(出典:JR西日本)
私は弁天町にすんでいる。2025年の大阪・関西万博会場を結ぶメインルート「大阪メトロ中央線」への乗換駅、いわゆるキーとなるのが「弁天町駅」。期間中は今の3倍の利用が見込まれるというから恐ろしい。
JR西日本は2022年11月、2025 年の大阪・関西万博に向けた取り組みとして、大阪市港区の「弁天町」駅の改良計画を発表。現在の駅舎の南口改札と北口改札の間に新駅舎を整備し、改札口も新たに設置するというものだ。
この計画に至った背景としては、既存施設の老朽化やバリアフリーの課題はもちろん、
大阪メトロが2022年4月に公表した「弁天町」駅のリニューアルデザイン(出典:大阪メトロ)
その一つに挙げられる大阪メトロ「弁天町」駅は、万博やIRで乗り換えする利用客の増加に伴い、明るく使いやすいデザインにリニューアル。大型デジタルサイネージを取り入れることで照明や映像による演出を行い、アートを体感できる空間に駅を昇華させるという。
万博期間中の利用客は現在の約3倍にまで増加すると言われている「弁天町」駅は、JR、大阪メトロともに新しく生まれ変わる予定。国内外から訪れる多くの利用客を迎え入れるだけの機能・デザインを携え、来る大阪・関西万博に備える。
健美家編集部