ブレイキングダウンからライジン出場への道~ブレイキングダウンはライジンへの近道か!?

格闘技

◇この記事は…

✅ブレイキングダウンの選手がライジンを目指す理由

✅ライジン榊原CEOから見たブレイキングダウン

✅ブレイキングダウン~ライジン出場は近道!

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ブレイキングダウンとライジン(Rizin)

1分1ラウンドで決着をつけるブレイキングダウン(朝倉未来CEO)

試合当日よりも、戦うまでのストーリーに重きをおき、オーディションや前日会見での過激な煽りあいが大人気の新しい格闘技コンテンツ。このブレイキングダウン&朝倉未来(兄弟)が格闘技ファンの新規層を開拓し、日本の格闘技界を世に広く認知させている功績は大きいといえる。

日本最大の格闘技団体ライジン(榊原信行CEO)

近年、強さだけを求めた本物志向の戦い以外にも、天津×メイウェザー・朝倉未来×メイウェザーなどのエキジビジョンマッチ、ブアカーオ・パッキャオ(予定)などのレジェンドの参戦、また、youtuberシバターなどのエンタメ枠など、これまでとは違ったカードも盛り込まれ注目を集めている。

ブレイキングダウン選手がライジン出場を目指している

23.6月、安保チャンネルのメンバーでブレイキングダウンの主軸選手”ジョリー”が安保チャンネルの動画内で、榊原CEOに「ライジン出場」を直訴するシーンがあった。(榊原CEOは受け流して終わり)

ジョリーは前々からライジン出場を目指してることを公言しており、同じくブレイキングダウンひな壇メンバー”こめお”もyushiに負けた後、3年以内にライジンのリングでyushiを倒すと豪語している。ジョリーRIZIN出場はあるか!?榊原CEOに直訴!なぜ平本蓮をぶっ叩きたいのか?

 

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ジョリー・こめおはなぜライジンに出たいの?

格闘技を愛している、格闘技で飯を食っていく、誰にもまけたくない、強くありたい、ではなく、

ブレイキングダウンに出たい人のほとんどは、

名前を売りたい・有名になりたい・お金持ちになりたい

このような願望がある人だろう。

実際にブレイキングダウンに出場したことにより、名前が売れ、youtubeの再生が伸び、スポンサーが付き、企業案件が来て、、など人生を大きく変えられることも多い。これがブレイキングドリームである。

対戦前は舌戦を繰り広げ、対戦後は仲良くなる。そしてyoutubeでコラボしてお金を稼ぐ。これがセオリーとなっている。

ブレイキングダウンでの成功=有名になり、インフルエンサーになり、影響力が付く

ジョリーやこめおもこれと同じ。ライジンに出たい理由は、「有名になれる」からで間違いない。

 

 

ブレイキングダウン 榊原CEOはどう見てる?

「●●はライジンに出れるのか?」この問いの答えは「榊原CEO次第」

ブレイキングダウンの選手がライジンに出る可能性はあるのか?榊原CEOはブレイキングダウンをどう思っているのか?について過去にこのような発言がある。

RIZINルールの許容範囲の中でスキルやフィジカルレベルが達するブレイキングダウンの選手が参戦する可能性はあります。話題性だけで言うと瞬間の人気はブレイキングダウンの選手は凄い【2022.12】 

ブレイキングダウンを見てて、彼らのやり方って、ある意味時代をとらえている。選手が戦ううえでの勝負論とか遺恨とかいろんなものが。。SNSの使い方とかインフルエンサーの使い方とか、僕らももっと情報の拡散に関しては仕掛けようがあるし、やらなくてはいけない【2022.8】

海外でもブレイキングダウンの話は聞く。今の時代、何か変わったことしたほうが話題を呼ぶ。総合ルール、トップアスリートの戦いに飽きちゃってる部分ある。ライジンはもう少しはみ出しがあってもいいんじゃないかなって気はしてる。僕ら(朝倉未来と)が協力できることとか日本の格闘技が世界を席巻するところに向けて力を合わせられたらと思う【2023.4 朝倉未来との対談】

まとめると榊原CEOの見解はこうだ。

・ブレイキングダウンメンバーのライジン出場はある。

・ブレイキングダウンの「話題づくり」「見せ方」は学びライジンでも取り入れるべき

・ブレイキングダウン(朝倉未来)とライジンは力を合わせていきたい

 

 

ライジンが飯田将成にオファー!?

22.12.07 久保優太がインスタライブで「ライジン運営より、大晦日にボクシングルールで飯田将成戦しないか」とオファーあり。自身は引き受けたが、飯田選手側がNGを出し対戦の話は無くなったと明かした。

榊原CEOは、

話はしました。オファーするところまでは、なかなか。ブレイキングダウンは1分間殴り合う競技なのでルールのことや体重のこととかありますので、そこまでは(煮詰められなかった)。ブレイキングダウンの選手は飯田選手問わずブレイキングダウン側とも話をして、何か進められたらいいなと思っていました。今回は残念ながらという感じです。

このように昨年22年の大晦日、飯田将成のライジン出場の可能性はあったといえる。

またエドポロキングも「年末大舞台から声かかったけどまだまだ今じゃ無理やから断った」とツイート。

年末大舞台といえば、毎年の恒例行事のRIZINを連想させる。

そう、ブレイキングダウン→ライジン出場はもう既に進んでいた。

大晦日RIZINで久保優太戦オファーを断った飯田将成がーーー

ライジン お客さんのニーズがなければ興行として成り立たない

当然ながらライジンは興行であり、お金を落としてくれるファンがいないと成り立たない。

団体が大きな収益を得られることで、

大きな会場を借りれる、高いファイトマネーが出せる、世界各国から強豪が集う、

たくさんの人に認知されればされるほど格闘技選手も稼げるようになって、競技自体もレベルがアップしていく。

榊原CEOが「世の中が総合ルール・トップアスリートの戦いに飽きちゃってるんじゃないかな」との懸念があるようだが、

既に海外では有名格闘家×youtuberのエキシビジョンマッチは日常であり、ショービジネスとして確立されている。エンタメ枠が必要なのはもう当たり前。

「強い者」に「話題性のある者」を掛け合わせ、とにかくたくさんのファンに見てもらえる魅力あるカード編成が重要であり、格闘家に固執せず「この人出したらお客さん増える!」という人を出場させたいのが運営側の思惑となる。

ブレイキングダウンはライジンに出る一番の近道か。

今の若い選手たち、RIZINに出たいじゃなくて、ブレイキングダウンに出たいという人が多いらしくて。ライジンに出るとなると、道のりがすごく険しい。果てしない道を追うよりも、ブレイキングダウンの方がね。オーディションもあり、敷居が低いわけではないが、目指しやすい。そういう時代なんだな」【2022.8 斎藤裕】

ライジンのリングに上がれるのは、DEEP、パンクラスと段階を踏んで勝ち上がってきた者、その他、実績を積んで認められた者。本物志向で強い選手のみという図式であってほしい。

「ブレイキングダウンでならまあまあ強いかな」くらいのレベルが、榊原CEOにちょっとお願いしてライジン出れるなら「ライジンへの登竜門はブレイキングダウン」と認知されていく。

そうすれば、格闘技を始める者はブレイキングダウンに出場することが第一目標となっていく(極端にそのようなことにはならないだろうが…..)

凄まじい人気、関連動画やコンテンツは数百万回再生、もはや社会現象にもなっているブレイキングダウン。

そのブレイキングダウンに出場し、何らかのパフォーマンスで注目を集めればいわゆる「話題のある者」になりやすい。

「強い者」「話題性のある者」を求めるライジン側がブレイキングダウンに注目し、スカウトマンのように逸材を探すのは当然のこと。

現にブレイキングダウンのエース。実力と人気兼ねた飯田将成にライジンはオファーを出していた。

ブレイキングダウンはライジンへの近道にもなり得るということがいえる。

 

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こめおやジョリーがライジンに出場するためには

こめおやジョリーが今の立ち位置のまま、ライジンに出ようと考えているのならブレイキングダウンで負けてるようでは話にならない。まずは、そこで無双しブレイキングダウンもはや敵なしくらいまで実力をつける必要があるだろう。

今、ライジン出場を目指しているその他の格闘家たちも、正規路線で実力だけでライジンのリングにあがるには、団体でベルトを所持する、その界隈で強いと話題になるなど、それ相当の実力、そして「運」も必要だろう。

ただ、その一方で、「有名になれば」「集客できる選手であるならば」ライジンのリングは見えてくる。

シバターがいい例で、彼は格闘技はそこそこできるくらいで、実力でライジンのリングに上がれるほどのレベルでは到底ない。

だがyoutube登録者数120万超え、テレビ局からオファーが来るくらいの影響力を持つインフルエンサー。

そのシバターがヒカル・てんちむ・ヘラヘラなど超ビックなインフルエンサーらを入場シーンに登場させ、結果、視聴率は跳ね上がり、会場も大いに湧いた。

彼らの登場で、これまでライジンなど見たことなかったという層の一部が「ライジンを知った」といえる。シバター起用は成功している。

ブレイキングダウンのエース、飯田将成は実力と人気を兼ねそろえてライジンからオファーがあった。

こめおやジョリーはまだまだそこにたどり着いていない。実力で上がるには難しいとすれば、もっともっと社会に影響をあたえられるような有名人になることの方が近道である。

なぜライジンに出たいのか?→有名になれるから。

どうしたらライジンに出れるのか?→有名になれば。

コンテンツの話題性やパフォーマンスだけで出場できる時代になりつつもある。

決して強くはない”皇治”がライジンでいつまでもメインやセミで登場するのはなぜか?引退させない、として今後もライジンに取り込んでいるのはなぜか?そこに答えが出ている。

運営側が求めているのは、集客できる選手

強くなったら試合を組んでもらえてお金持ちになれるという認識は100%正解とは言えない。

最後にもう一度書くが、運営側は集客できる選手を求めているということ。

 

 

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